このブログのノルウェーの食べ物のページを、時々見てくれいている人がいることを検索結果で確認したのですが、ノルウェーの食べ物というタイトルなのに、地味な内容であったことを反省しています。今回は外食が高いノルウェーでも手軽に喰べられれて美味しい、お土産にも適しているノルウェーの食べ物を書いていきたいと思います。今度もある意味地味な内容ですが。。ノルウェーを離れてから半年。そろそろ食べ物が恋しくなってきました。
1、コーヒー
ノルウェーのコーヒーは美味しいです。私は特にコーヒー党というわけではありませんが、ノルウェー人のコーヒー消費量は世界でも有数だそうで、よく飲むから味も良いということのようです。味は酸味のあまり強くないものが好まれるような印象を持っています。街にはカフェが点在していますが、日本で人気のアメリカ系大手チェーンはあまり見かけません。聞くところによると、ノルウェーでは古くからあるカフェ文化が強かったので外国からの大手チェーンがなかなか参入できなかったらしいのです。写真はオーガニックベーカリー、ゴットブローGodtBrødのコーヒーとオープンサンド。
Godt Brød HP: https://www.godtbrod.no
2、サーモン
言わずと知れたサーモン大国ノルウェーですが、実はほとんどは養殖です。でもやはり美味しいです。スーパーの冷凍コーナーに大きなサーモンが1尾丸ごと冷凍されているのをみて、いつかはこれを自宅のオーブンで調理してみたいと思いつつ、夢が叶わぬまま日本に戻ってきました(実際、オーブンより大きかったです)が、次回ノルウェーに行った時にまた試したいと今でも思っています。
3、ビール
これまた私はアルコールが強くないにも関わらず、ビールが美味しいのがノルウェーです。ノルウェーのビール造りは歴史が長く、バイキング達も既にビールは作っていたそうです。昔から夏とクリスマス時期2回に分けて醸造していたそうで、その習慣は今でもクリスマスビール Juleølが12月になると各ビール会社から出されることにも残っていますが、レシピの方は随分と変わってしまっているようです。最近は新しい地ビールが次々と誕生していて、様々な銘柄と味わいで楽しませてくれます。
アルコール規制の非常に強いノルウェーでは、スーパーで買えるアルコール類はビールやサイダー系のみで(アルコール度数の強いものは専売のヴィンモノポーレVinmonopoletで販売しています)、朝9:00から夜8:00までしか販売してくれません。旅先でスーパーで買い物する際はくれぐれも気をつけましょう。写真は西ノルウェーはフロムにある地ビール、エギールÆgirのビール缶。こちらもほとんど街のスーパーで見かけるものです。(外国から日本への酒類の持ち込みは制限がありますので注意しましょう)
Ægir bryggeri HP: https://aegirbryggeri.no/?lang=no_NO
4、フィスケカーケFiskekake
この食べ物は、日本人にはある意味馴染みのある味で、魚の擂り身を焼いて作る、カマボコのようなモノなのですが、それが大きくお皿に乗っているのには最初はいささか違和感があったものでした。私の住んでいたベルゲンには有名なフィスケカーケの店Søstrene Hagelinがあり、お昼時になると、50クローネ前後の簡単なランチとしてフィスケカーケをバンに挟んでバーガーとして食べることができます。外食の高いノルウェーでは100クローネ以下で食べられるランチとして地元の人にも人気がありますし、外国からの観光客にもオススメしたいところです。フィスケカーケ1個だけなら15クローネ前後(2-300円前後)と町歩きでちょっと小腹が空いた時にかじるのにもちょうど良いお値段です。
Søstrene Hagelin HP: https://www.sostrenehagelin.no
(写真はYelpから借りています)